宮城県には居ないはずのカサゴが釣れた!?カサゴとウッカリカサゴの違いとは?
皆さんこんにちは、みなもです!
今日は、釣りしてたらカサゴっぽい何かが釣れたよー!って話なんですが。
もうその話しかしてなくて寂しいので(?)最近釣った魚の写真でも置いておきますね。
今の宮城県はまだフグが多くて、、、ワームの釣りはかなり大変ですね
数投したらワームが無い...なんてことも(°_°)
そんななか、ボロボロのワームでもベッコウが釣れてくれました。
最近はミニベッコウに好かれてます。相思相愛~\(//∇//)\テレテレ
で、ここからが本題です。
突然ですが、この魚、なんて名前かわかりますか?
先日堤防からの夜釣りで釣れたのですが...
ちょっと魚にくわしい人なら、すぐにカサゴって思うんじゃないかな!
全国的にも比較的有名な魚だと思います。
でもここは宮城県。確か県内にカサゴは生息してないはず...。
なので最初はヨロイメバルだと思ってました(汗
「へー、夜だとこんな色してるんだー」って!笑
証拠↓
でもやっぱり違和感があるよね...??
1週間程ずーっとこの魚が気になって、何度もカサゴについて調べ直していました。
「宮城県 カサゴ」等のワードで検索しても、やはり宮城県には居ない、太平洋側の北限は福島県の小名浜だということが分かりました。
だよなー...じゃあやっぱりヨロイメバル...?でもなー...
なんて思っていたらウッカリカサゴという魚は宮城県にも居るそうな!(というか北限が宮城県)
ウッカリカサゴは深海に棲む真っ赤なカサゴというイメージがあったので、盲点でした。
まさか...と思い調べてみると、幼魚は浅いところでもカサゴと混ざって釣れるみたい。
しかも浅いところのウッカリカサゴはカサゴにそっくりで「うっかり、カサゴと間違えてしまうから」ウッカリカサゴという名前になったとか。
お前かー!!じゃあウッカリカサゴだろ!!
そう思ったのですが、ちょっと待てよ、と。
近年、南方系の魚が北上しているというのはよくある話し。
東北でたびたび話題になるのはキジハタという魚。
ハタなので南方系の魚だと思うのですが、もともと少なかったはずの山形、秋田ではもはや狙って釣れる魚になっていますし、青森でも水揚げされることがあるそうです。
そして極め付きは、ここ宮城県でもごく稀に漁師さんの網にかかることがあるというのです。
まじで!?宮城にもキジハタが...!?
この事実を知った時はかなりの衝撃を受けました!
津軽海峡を越えて、宮城まで来たのか。それとも太平洋側にいたのが北上してきたのか...。
どちらにせよ、海の魚は本来の分布とは違う地域で釣れたとしても不思議ではなくなって来ている。ということでしょうか。
ってことは福島県が北限のカサゴが、お隣宮城県で釣れるという可能性は否定できないよねってこと。
しかも両種はかなり見分けが難しい魚。
もう、めちゃめちゃ調べました。笑
で、結論としては「ウッカリカサゴじゃない?でもわっかんねー!」でした!笑笑
せっかく調べたので「カサゴ」と「ウッカリカサゴ」の特徴・違いを簡単にまとめてみますね。
・沿岸の浅いところ~200mくらいまで生息し、深いところでは赤みが強くなる
・最大30cmほど
・胸鰭の骨の数が18本
・白い斑点があっても黒い縁どりがない
・水深30~200mくらいに生息し、深いところでは赤みが強くなる
また、幼魚は浅いところにも生息している。
・最大50cmを越える
・胸鰭の骨の数が19本
・白い斑点が黒く縁どられている
つまり、胸鰭の骨が19本で白い斑点が黒く縁どられていれば「ウッカリカサゴ」
そうでなければただの「カサゴ」と判断できると思います!
以上を踏まえ、最初の写真を見ると....
白い斑点に黒い縁どりがあるような気がします。
でも、根魚の色や柄なんて個体差がかなりありますし、それだけで判断するのは難しかったりするんだよね...。
胸鰭は...ちょっと分かりやすい写真がなかったです。サーセン(^p^)
当初はヨロイメバルだと思ってましたからね(恥
別角度では17か18本に見えます。
てことでこれだけ調べても断定はできなかったけど、たぶんウッカリカサゴだ!笑
カサゴマスターの皆さま、教えて~!
ではではノシ